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司法書士の一人言

Soliloquy

» 司法書士とは

公開日:2016.9.9

司法書士とは、他人の依頼を受けて法務局、裁判所、検察庁へ提出する書類を作成代行、登記手続きについては依頼者を代理して手続きを行うことを業とする者のことです。

「あなたの街の身近な法律家」であり、皆様の権利を守るための法律知識を備えている人が司法書士なのです。

司法書士の仕事の中心は「登記」

では、あなたの街の身近な法律家である司法書士の仕事とは具体的に何をするのでしょうか?まず、司法書士と聞いたら「登記」と思い浮かべて下さい。登記には、主に不動産登記と商業・法人登記があります。

不動産登記とは?

不動産登記とは、発生した権利関係に基づいて、法務局に備えられている登記簿を変更する手続きを行い、登記簿の名義を変えることです。

「権利証」という言葉を聞いたことがあると思いますが、その権利証を法務局から発行してもらう手続きが登記なのです。(※ 全ての登記手続きで権利証が発行される訳ではありません。)なお、平成17年の不動産登記法の改正により、権利証というものは新たに発行されず、現在では権利証の代わりに登記識別情報というものが発行されるようになりました。

この様に考えて頂けると登記がイメージしやすいと思います。

商業・法人登記とは?

次に商業登記とは、会社の戸籍みたいなものとイメージして下さい。

まず、起業した場合には、設立登記をします。戸籍でいう出生届に近いですかね。会社も人と同様に成長します。資本金が増えれば、資本金を増額する登記、支店を作ったなら、支店設置の登記、本店を移転したなら本店移転の登記と会社のライフイベントごとに登記が付きまとってきます。

また、登記を怠った場合には100万円以下の過料に処する規定もあります(会社法976条1項1号)。不動産登記も商業登記も登記をしないことによりデメリットが発生することがありますので、登記について分からないことがあれば司法書士に相談することで解決します。

拡大する司法書士の業務範囲

司法書士の業務については、登記に限らず業務範囲が拡大してきております。

私も何人かの成年後見人に就任しておりますが、成年後見業務やCMで有名な某事務所が大題的に宣伝している過払金の返還手続き。

ご要望があれば相続登記だけに留まらず預貯金、株式の承継手続きまで代行することができます。不動産登記、商業・法人登記、相続・遺言、成年後見、遺産承継業務、裁判事務、簡裁訴訟代理等関係業務...

司法書士が皆様の力になれることってたくさんあるのです。とにかく、お困りのことがあればお近くの司法書士を訪れてみてはいかがでしょうか?もちろん当事務所でも大歓迎いたします。

一緒に悩みを解決しましょう!!